石材のフロアコーティングについてお話ししますね。
一般的に、石材コーティングは「ストーンコーティング」または「ストーンコート」とも呼ばれています。石材コーティングは、浸透性と塗膜性の2つのタイプに分かれます。
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浸透性コーティング:
- 石材専用のガラスコーティング剤を使用し、石材表面の細かな空洞にコーティング剤を浸透させます。
- これによって、石材への水分の侵入を防ぐことができ、汚れ自体が侵入できなくなります。
- 水分と汚れの侵入を防ぎ、汚れとカビの発生を防止します。
- 表面に塗膜がないため、傷防止にはなりませんが、石材本来のナチュラルな風合いを楽しむことができます。
- 玄関や室内、洗面台、キッチンなどの水まわりでも施工が可能です。
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塗膜性コーティング:
- 石材表面に塗膜を形成し、汚れをシャットアウトします。
- 塗膜を作るため、光沢があり、石材本来の風合いとは異なった仕上がりになります。
- 石材自体を傷から守る点では有効ですが、擦り傷などはつきやすいです。
- 土足で上がる場所には不向きですが、室内やテーブルなど砂などが上がらない場所での施工に適しています。
3.写真では、上半分に撥水コートを促しています。液体のはね具合が歴然と差がでます。
石材コーティングは、美しさを保ちながら汚れから石材を守るための重要な施工方法です。ご検討の際は、弊社の専門家に相談されることをおすすめします。12